大露天風呂の宝川温泉汪泉閣へ
大露天風呂の宝川温泉汪泉閣(おうせんかく)へ
今までいった宿はこぢんまりとした露天風呂が多かったので、たまには大きな露天風呂に入ってみようと以前より気に留めていた宝川温泉汪泉閣(おうせんかく)(0278-75-2611)をインターネットで調べてみると、個室お食事処竹亭で夕食が出来るプランが手頃な料金で2室出ていたのでネットで予約を入れる。
肝心の露天風呂は200畳と120畳に50畳の混浴露天風呂と100畳の女性専用露天風呂がある。
季節的には紅葉は終わってしまい、雪見風呂にはまだ早いので宿泊客が少なくていいかもしれないな!
万一の路面凍結と雪に備えてタイヤをスタッドレスに履き替え準備万端。今回は関越自動車道を走るのでいつもとコースを変え、辰巳ジャンクションから美女木ジャンクションを通るコースを設定。
今日はいつもより早目に出発、館山道は少し流れが悪いが渋滞というほどではない。都内はやはり交通量が多く流れが悪い、しかし都内を抜けると首都高は流れがスムーズだ。だが喜んだのもつかの間、美女木ジャンクションで外環道に合流すると渋滞だ。予想していた事でもあり時間にも余裕があるからのんびりと行こう。
関越道の流れはスムーズだが車の量が多い。高坂サービスエリアでトイレ休憩を取るが、外へ出ると曇っているせいかひんやりとする。先週降った雪が残っていて道路が凍結していないかちょっと心配だな。
高崎インターを過ぎると車の量がめっきり減ってきた、この分だと予定より早く着けるな。赤城高原サービスエリアに近付くと前方に谷川岳の標識が見えたが、曇っていて雪をかぶっているであろう谷川岳は全く見えない。
予定よりだいぶ早く11時5分に水上インターに到着。暫く走ると霧雨が降ってきた、外気温は8度だったが冷えて雪にならなければいいが!
先週の雪は山肌には残っているが水上の道路には残っていなくて一安心だ。
お腹が空いてきたがまず水上歴史民俗資料館を訪ねる、一階には農機具など昔使われていた道具が並べられていて、二階には水上町から出土した土器や石器が展示されている。
外へ出ると旧戸部家住宅があり国重要文化財の農家建築だそうだ。
内部が公開されていて昔の生活様式がうかがいしれる。 こんなに広い部 屋では冬は寒かっただろうな、それとも囲炉裏に火があれば全体が暖まっていたのかな?
雨も落ちてこなくなったしあまり時間をかけて見る所も無いので食事をして次の見学場所へ行こう。
暫く車を走らせると食堂があった、これ以上先へ行くと家すら無いかも知れないのでここで蕎麦でも食べよう。
お勧めのキノコ蕎麦1000円を注文。出てきた丼には椎茸、シメジ、舞茸、ナメコがいっぱい乗っていて麺が見えない、キノコが好きな私には嬉しい限りだ。
キノコを食べても中々麺が出てこない、キノコは美味かったが麺を食べてがっかりだ、茹で過ぎのようで麺に腰がない。スープもひどい、関東人の私でも辛い位に醤油っぽくとてもじゃないが全部は食べ切れない。
お腹も少しは満たされたので出発だ。山間部に入ってくると道路の両脇にはまだ雪が残っていて、路面が湿っているが凍ってはいないので安心した。
慎重に車を進め峠を越えると集落が見えてきた、目指す宝川温泉はもうすぐだがその前に奥利根民俗集古館に寄って行かなくては。
集落の外れに茅葺の家がひっそりと建っているが広い駐車場には車が一台も止まっていない、集古館の前には荷車の車輪などが沢山置かれていて、中には農林業の道具が展示されているのかな?さっそく中へ入ってみようと入口まで行ってがっかり、本日休館日の札が下がっている。
旅館のチェックインは14時だからまだ1時間以上もある、ここまで来てしまったら他に寄る所もないので宿へ向かう事にする。
宿で写真でも撮って時間を潰していよう。対向車にも会わず宿の大手門に到着、山にはまだ雪が残っているが道路に雪が無くて本当に良かった。
駐車場には車は1台しか止まっていない、フロントに早く着き過ぎた事を話すと、まだ部屋の準備が出来ていないのでロビーで待っているよう言わ
れお茶を出して頂いた。
浴衣は9種類の中から好きな物を選び、帯も2種類から選ぶようになっている、女性用は20種類位から浴衣を選び帯は3種類から選べる。
13時40分に部屋の準備が出来て案内された、部屋に入るといつものようにビールで喉を潤す、
美味い!まずはこれがないと。
テレビを見てのんびり過ごそうと思ったが、早く着いたのだからお客が来ないうちに風呂に入ろうと内風呂へ向かう。
やはり誰も入っていなく貸し切りだが大露天風呂の宿にしては内風呂が小さい。露天風呂が売りだから内風呂はこれでいいのかな?
写真を撮ろうとしたがレンズが曇ってしまって撮る事が出来ない。
汗を流したので次はメインの露天風呂だ、露天風呂へは旧館からつり橋白鷹橋を渡って行く。途中に妙な建物があり中には置物や農機具等何のためにあるのか分からないがびっしりと置かれている。
ここを抜けると大露天風呂が待っている、内風呂 のように貸し切り状態
だといいのだが!
まず最初に待っているのが摩訶(まか)の湯で広さは100畳だ。
誰も入っていないだろうと思っていたら一組のカップルと男性が3人日帰り入浴で入っていたが、広い露天風呂で岩に隠れたら貸し切りの気分だ。
暫くすると先客は他の露天風呂に行ったので端から端まで湯に浸かりながら歩いてみる、 底は石が平らに削られているのでつまずく心配は無い。
脱衣所を挟んで隣に般若(はんにゃ)の湯がありこちらは50畳と書いてあったがそんなにあるようには思えないな。
湯舟は浅く湯温もぬるいので お湯の出口近くにいないと風邪をひいてしまいそうだ。もう一度摩訶(まか)の湯で温まってから次の露天風呂へと向かう。
次にあるのが女性専用の摩耶(まや)の湯で100畳あるという、外から写真を撮り風呂の写真は宿のホームページより拝借した。
女性は4つの露天風呂全てに入れるのに、男性は3つしか入れないのは不公平だな!時間制限で男性も入れるようにしてくれればいいのに。
最後は200畳の子宝の湯だ、ここへはつり橋子宝橋を渡って対岸に行かなくてはいけない。
この湯舟もとても200畳あるとは思えないな、入口近くに板で間仕切りがしてあり熱めの湯にしてある、奥の方に行くとさすがにぬるくなり冬場では辛いかな?
早い時間に入ったので他の入浴客とあまり一緒にならず殆ど貸し切り状態で湯に浸かる事が出
来た。これで入れる風呂には全て入ったので部 屋に戻る事にした。
水分を補給したら運転の疲れか湯疲れか、眠くなってきたので夕食まで少し寝よう。
1時間半ほどで目が覚めたが夕食の18時にはまだ待たなくてはならない。
テレビを見て5分前に食事処へと向かう、竹をあ しらった個室での食事になっていたがどんな部屋か楽しみだ。
中へ入ってみると確かに竹で間仕切りされているが、細い竹を縦に組んだ衝立(ついたて)のような仕切りで隣が透けて見える。
しかし心配りは良く各テーブルの下には、足元
が冷えないように小さな電気ストーブが置かれている。
料理は川魚の刺身にキノコ類の炭火焼、山菜の天ぷら、上州牛のホイル焼、岩魚の塩焼きは自分で炭火にかざして焼く趣向だ、他は山菜の漬物等でメインは熊汁かな。熊肉は北海道から取り寄せているそうだ。料理が多すぎて古代米のご飯は食べきれないほどだった。
お腹も満腹になったので部屋で休憩してから、寝る前にもう一度露天風呂巡りをしよう。
夜の露天風呂も入っている人が少なく入れ違いになり、殆ど貸し切り状態でゆっくり浸かる事が出来た。
ただ残念な事は出た後に若い女性が入ってきたのに、もう一度入る訳にもいかずがっかりした事だ。
3つの風呂に浸かり寝酒を飲んでいたら22時を回ったので休むことにしよう。
目が覚めるとまだ5時50分で外はまだ暗い、朝風呂へは明るくなってから行こうとテレビのスイッチを入れ時間の経つのを待つ。
露天風呂へ行くと早い時間から入っていた人がいたんだ、皆帰る前にもう一度と気持ちは一緒かな。
女性も何人かバスタオルを巻いて湯に浸かっている、昨日とは違って貸し切り状態とはならなかった。
部屋に戻り火照(ほて)った体を冷ましていると、朝食の時間になり食事処へ向かう。朝食は特別豪華でもなく量も適当でこの位の朝食がいいな。
食事の後写真を撮りながら散歩をしていると、熊の小屋を掃除している人に会ったので話を聞くと熊との入浴は20年位前で中止したとの事。昔はパンフレットやテレビで小熊と入浴できる宿として紹介されていたものだ。ちょっとゆっくりしすぎたので出発は予定をオーバーして9時50分。一路ロックハート城を目指し国道291号線を走るが通行車両は少なく走り易い。
11時にロックハート城に到着、入口を入り土産物店が並んでいる坂を登った所に塔が建っている、説明書きを読んでみるとカップルで登り上にある鐘を二人で鳴らし、コインを後ろに投げ下の泉に落ちたら幸せになれると書いてある。他にもハートの絵馬に二人の愛の言葉を書いて飾るとか一人で来る所じゃないじゃないか。そういえば周りを見ればカップルが多い、もう少し下調べを
してから来れば良かった。
早く内部を見て帰ろう、中にはヨーロッパ直輸入のギャラリーショップやなぜかサンタクロースの等身大の人形などが飾られている。結婚式も出来るようだが私には縁がないかも?
城の内部が見学出来ると思って来たのでがっかりだ。他のエリアにはバンジージャンプやおもちゃの森というのがあるが興味がわかないので切り上げて帰るとしよう。
帰りはお決まりの土産物店を通らないと外に出られない造りだ。原石や石を使用したアクセサリーが売られているがよそ見をせず出口へと向かう。
さあ次は日本ロマンチック街道にあるオルゴール館だ!オルゴール館椎坂(しいさか)は峠の途中にあり、さっそく中に入ると一階は土産店で二階がオルゴール館になっている、入場料は無料で入口にアンティークオルゴールが展示されているが中はオルゴールの販売店だ。自由に音色を聴く事が出来るが手頃な物から高価な物まである、オルゴール自体の値段というより外側の
値段のようだな。
買って帰ろうという気にもならず、店内を一周して隣のハーブ館を覘(のぞ)き土産を買って車に戻ると、外れに売店と板張りの展望台がある。
展望台に立つと眼下に沼田の市街地を望み、右に雪をまとった谷川岳が見える。
これで今回の 旅の予定は全て完了、後は家路を急ぐだけだ。関越道は順調に流れ首都高速も時間が早いせいもあり渋滞も無く16時20分に市原インター到着。
2007年11月27日(火)~28日(水)

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