中房温泉から世界遺産登録を目指す富岡製糸場へ
中房温泉から世界遺産登録を目指す富岡製糸場へ
秘湯スタンプを押して貰う為に宿を探していたら安曇野市の中房(なかぶさ)温泉(0263-77-1488)が目に留まった。
インターネットで調べたら風呂の数が12もあるではないか。
これは行って見ないと!
早速予約を入れ、夕食は部屋出しのコースを選択する。
9時に市原インターを通過、今日は快晴で絶好のドライブ日和だ。
例により湾岸幕張パーキングで遅めの朝食を食べ安曇野を目指す。
辰巳ジャンクションを過ぎると首都高速は渋滞中だ、今まではここで渋滞に会った事は無かったのに。
有明ジャンクションからは渋滞が解消され一安心だ、反対にいつもより車の台数が少ない。
中央道、長野道の流れは順調で13時5分に豊科(とよしな)インターを出る事が出来た。
‘大王わさび農場’(0263-82-2118)に寄り水車小屋の写真を撮って行こう、ここは駐車料金も入場料も掛からないから時間を潰(つぶ)すにはいい所だ。
中に入ってわさび田を目指すとわさびのモニュメントが迎えてくれる。
お昼も過ぎお腹が空いたので、レストランに入り大王定食を注文する。
焼き魚は岩魚(いわな)でわさび醤油で食べる、他に漬物が7種類とわさびの茎の炊き込み御飯だ。
炊き込み御飯は美味しかったが、岩魚(い わな)はやはり塩焼きか刺身がいいな。
食事の後場内を散策していると道祖神が並んでいるではないか、市内にある道祖神を探し歩こうと思っていたが、ここで見られ
たからもう探さなくてもいいや。
さらに進むと目当ての水車小屋が見えてきた、清らかな流れの小川と水車小屋を写真に収めたのでそろそろ宿へ向けて出発しよ う。
宿へ近づくにつれ道幅は狭くなり九十九(つづら)折りの坂道が続く。
暖冬のせいか木々はまだ青葉が多く紅葉は
まだ始まったばかりの様だ。
途中でリスに出会ったと思ったら、今度は猿の集団に遭遇してしまった。
車を止め写真を撮ろうとしたが、カメラを取り出す前に恥ずかしいのか赤い顔をして森の中へ消えてしまった。
そうこうしている内、15時15分に中房(なかぶさ)温泉へ到着。
車で来る事は出来るが本当に人里離れた山中の一軒宿は秘湯の雰囲気十分で、ここまで来ると紅葉もだいぶ進んでいるようだ。
フロントで案内図を貰い風呂の場所や入浴出来る時間帯などの説明を受けたが、一部の風呂を除いては宿を囲むように点在している。
こんなに風呂と風呂の距離が離れていたのでは、とても全部に入る事は出来ないな。
部屋へ案内されるとビールで喉を潤しながら案内図を眺め、どの風呂に入るか思案したが夜間には入浴禁止になる露天風呂からに決めた。
玄関を出て宿の裏手に回り坂道を登るが浴衣にゴムサンダルでは歩きづらい。
ようやく露天風呂に着いたがちょっと遠いかな?
そのせいかどうか分からないが入浴している人はいなく、貸し切りで大自然の中の露天風呂に浸かる事が出来た。
来た道を戻り次の露天風呂を目指す。
宿を一周するように歩道があり、道なりに
歩いて行くと月見の湯があったのでここに入る事にしよう。
ここも誰もいなく貸し切りの入浴だ。
ゆっくり手足を伸ばし露天風呂を満喫する。
露天風呂は大勢で入るより一人でのんびりと入浴するのが一番だな!
ちょっと長湯をしたのでそろそろ出て次を探しに行こう。
一人用の根っこの湯と岩盤の上に浴衣で寝て温まる蒸し湯があったが喉が渇いたので部屋に戻る事にする。
ビールで乾いた喉を潤すが入浴の後のビールは最高だ!
テレビを観て時間を潰(つぶ)すが、夕食にはまだ時間があるのでもう一つ風呂に入ってこよう。
気温が下がってきた事だし宿の中にある一番近い岩風呂にしよう。
風呂は半露天で岩風呂と名前が付いているが、お湯の出口が岩になっているだけで名前とはちょっと違うな!
宿の中にあるだけに眺望は良くないが温まるだけならいいか。
暫くすると一人入ってきたが、ここも貸し切り状態だ。
宿泊者は多いのに皆どこの風呂に入っているのかな?
風呂から出て部屋で待っていると夕食が運ばれて来た。
追加注文をしてあった馬刺しと岩魚(いわな)の骨酒(こつざけ)が美味い。
食事の後テレビを観て時間を過ごすが、眠くなってきたのでもう一度岩風呂で温まって寝る事にしよう。
朝食を大広間で頂き、少し早いが8時45分に宿を出発。
帰り道にまた猿の群れと出会ったが車が近付くとすぐに逃げてしまう。
人間と動物の境界線を守り、馬鹿な人間が餌をあげなければいいのだが。
今日の目的地の‘安曇野ちひろ美術館’は、のどかな風景の村営公園の中にあり、ちひろの絵や世界の絵本など数々の展示物があり絵本の世界に浸る事ができる。
全部をゆっくり見るには多くの時間を費やさなくてはならない。絵の優しさに心を洗われ一瞬童心に戻った様な時間を送る事が出来た。
さあ次はお昼に佐久の鯉料理を食べに行こう。
豊科インターから長野道に入り途中姨捨(おばすて)サービスエリアで休憩を取る。
ここには棚田があり水田に映る月を‘田毎(たごと)の月’と呼んでいるそうだが、夜に訪れるのは難しいので昼間の棚田を見たかったが、刈入れが終わった後では美しくないので田植えの終わった頃に来て見たいものだ。
上信越道を佐久インターで降り、インターネットで調べておいた‘グルメ鯉勝(こいかつ)’(0267-62-0363)へ向かう。
個室に案内され何を注文しようか迷ったが、鯉の塩焼きは食べた事が無いので塩焼きの付いたコースを注文。
養殖された鯉は泥臭くなく、さっぱりして美味しいのに何で嫌う人が多いのかな?
先入観で嫌っているんじゃないだろうか!
塩焼きは初めて食べたがとても美味しい。甘煮、鯉こく、洗い、どれも美味しく頂き満足した。
佐久ではもう一つ見たいものがある、ここから歩いて5分位の所にある旧中込学校(きゅうなかごみがっこう)だ。
車を置かせてもらい満腹のお腹をさすりながら歩いて行く事にした。
日本最古の洋風学校で、建設当時は珍しかったガラスを窓に使用したため、ギヤマン学校とも呼ばれたそうだ。
中に入ろうかと思ったが、資料館のようになっている事だろうから写真を撮るだけにした。
お腹の張りも無くなったからそろそろ次の目的地の富岡市へ向かおう。
高速を使えば早いが、佐久の内山地区はコスモス
街道と呼ばれているので国道を走る事にす る。
しかし時期が遅すぎた、花は殆ど散ってしまい写真を撮ろうという気にはならなかった。
道路は空いていて1時間30分程で市営駐車場へ到着。
旧富岡製糸場(きゅうとみおかせいしじょ
う)へ歩いて行くと世界遺産に登録を願う のぼりが立っている。
世界遺産に登録されるかもしれない製糸場(せいしじょう)ってどんな所だろう?
期待でわくわくしてくるな!
入り口には懐かしいポストが立っていて奥にレンガ造りの建物が見える。
中はいったいどんな風になっているのかな?
さらに建物を通り抜け奥に入ると広い敷地に繰糸場(そうしじょう)と繭(まゆ)倉庫がコの字型に建っているではないか。
でも見学コースは外観が中心なので当時の様子を計り知る事が出来ない。
さらに雨の日は建物内に傘の持込が禁じら れているのでレインコートなどを用意しなくてはいけない。
たとえ世界遺産に登録されたとしても観光の目玉になるかは疑問だな!
入る時は期待していただけにちょっとがっかりして飽きてきたからもう帰ろう。
富岡インターから上信越道に入り関越道と
順調に流れたが、外環道に入ると渋滞が始まった。
湾岸道に来るとスムーズに流れ無事市原インターへ到着。
2008年10月16日(木)~17日(金)



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