春を探しに会津から越後路へ
春を探しに会津から越後路へ
寒さも和らいで来た事でもあるし雪の心配も無く、そろそろ北の方へ旅をしても安心して行けるだろう。
近場で桜が見れて、まだ行った事のない温泉で景色や露天風呂のいい所はないかな。
地図を広げていたら新潟県と福島県との県境近くに角神(つのがみ)温泉があった、以前テレビで放映していたか、雑誌で見たのかは忘れたが記憶には残っている。
インターネットで調べると、会津地方の桜の開花予想は4月中旬位と出ている。さっそく宿に電話を入れ予約を取る事が出来た、行きに三春(みはる)の滝桜を見て帰りは若松城の桜を見てこよう。
9時に市原インターから館山道に入り、いつもの通り湾岸幕張パーキングで軽めの朝食を取り一路東北自動車道を目指す。
相変わらず葛西から先は渋滞しているが緩和する事は出来ないのだろうか?
東北自動車道は順調に流れている、平日は本当に走り易い道路だ。
栃木県に入ったあたりから雨が落ちてきた、予報で福島県や新潟県は雨になると言っていたので覚悟はしていたが、いざ降ってくるとせっかくの旅行も楽しみが半減だ。
黒磯パーキングエリアを通過したした時、桜が満開に咲いているのが見えた。東北地方ではこれから桜の季節になるのだ、しかし雨が強くなってきたので三春(みはる)の滝桜は諦(あきら)めてコース変更する事にした。
お昼を過ぎてしまうが喜多方に行って名物の喜多方ラーメンを食べよう。
会津若松インターで高速を出て121号線を喜多方へと向かうが、予定をしていなかったのでどの店が人気があって美味いのか分からない、市役所近くの喜多方ラーメン館に着いたのが13時50分だ。
しかし肝心のラーメン店は休み、土産物店の店員が車は止めて置いてもいいと言ってくれたので、車を置いて近くのラーメン店を探す事にした。
もうお昼もだいぶ過ぎたので早く食べないと夕食が入らなくなってしまう、ラーメン店は多いのでちょっと歩けばすぐ見つける事が出来た。
醤油ラーメンを注文、特徴である太目の縮れ麺でスープはあっさり系だが特別美味いとは思えない、最初に食べた時は感動したのに店が違うからなのかな?とりあえずお腹は満たされたので早く宿に行って風呂に浸かろう。
時間があるので会津坂下(あいづばんげ)まで出て国道49号線を景色を楽しみながら走る事にした、津川インター入り口で459号線に入り阿賀野川を渡ったあたりから桜が目に入るようになった。
宿まではもう少しだ、桜を見ながら焦る気持ちを抑え車を走らせる。
15時50分に満開の桜のトンネルに迎えられ宿に到着。ロビーでウエルカムコーヒーを頂いた後、部屋へと案内されるが阿賀野(あがの)川が望め静かでいい所だ。
いつもの通りビールで喉を潤し一息入れる、40分間無料の貸し切り露天風呂があるのでフロントに聞いてみると空いているとの事、さっそく申し込み鍵と時計の入っ
た籠を受け取り露天風呂へと向かう。
風呂は玄関を出た少し先にあり桜の花の下を歩くが男では絵にならないな!
木の扉を開け中に入ると、岩に囲まれた木枠の湯船には茶褐色の湯が掛け流しになっている。
雑木林の向こうには阿賀野(あがの)川を望み、湯船に浸かれば桜の花が見える、ほどよい湯温なのでゆっくりと浸かっていら
れる、これを独り占め出来るなんてこの露天風呂は最高だ!
時間まで堪能した後、部屋に戻りビールで喉の渇きを潤しながらテレビを見るが、食事迄はまだ時間があるから内湯続きの露天風呂にも入りに行こう。
内湯に浸かるのはカラスの行水で露天風呂へと向かう、石の階段を下りていくと見晴らしのいい場所に風呂はあった。
雨も上がり心地よい風に吹かれて手足を伸ばすと、嫌な事を何もかも忘れてしまいそうだ。
地下通路を渡った本館に展望風呂があるのでそっちにも入ってみよう、露天風呂は無く阿賀野(あがの)川が望め桜も見られるがまあまあ だな。そろそろ夕食の時間になるので部屋へ戻り食事が運ばれて来るの
を楽しみに待っていた。海の幸、山の幸が程よい量でお腹を楽しませてくれる。山菜ご飯はテーブルの上で火を付けて炊き上がるのを待つという演出だ。おこげのご飯が美味しい、料理をいっぱい食べたのに一粒残さずたいらげてしまった。お腹もふくれたので寝る前に夜の露天風呂に浸かってこよう。明るい時と違って暗闇にライトで浮かぶ風呂は同じ場所とは思えない、空には
星が輝き本当にいい所に来たなとつくづく思った。
部屋に戻ると布団が敷かれていていつでも寝られるようになっている、寝酒にビールを飲んでぐっすり寝よう。
貸し切りの露天風呂は朝も入れるのか聞くと、大丈夫との事なので7時20分の予約を取り布団にもぐり込んだ。
例によって朝の目覚めは早い、まだ5時30分だ。テレビを付けても集中して見られない、貸し切りの風呂の時間には早いので露天風呂に浸かってこよう。内風呂には先客が二人いたが挨拶を交わし露天風呂へ急ぐ、露天風呂は何回入っても気持ちがいいし、またしても貸し切りだ。今回は本当についている。
頭も体もスッキリさせて部屋で貸し切りの時間が来るのを待っていたが、待ち切れなくなり少し早めにロビーに着いてしまった、先客がいなかったらしくすぐに鍵を貸してもらえた。8時からの朝食にはまだ時間がある、手足を伸ばし大地の恵みに感謝する。極楽!極楽!
朝食は本館の食堂で頂くがお客が30人位いる、こんなに宿泊していたのに風呂では殆ど会わなかったのはどうしてだろう?
朝食を美味しく頂いたし、さあ会津へ向けて出発とするか。
ゆっくり過ごしたので出発は9時25分、着た時とは違う阿賀野(あがの)川沿いの459号線を走って行こう。
少し走ると不動滝の案内板が見えたので寄ってみることにした。200メートル程川沿いを歩くと滝が見えてきた、階段を登った所に展望台があるがこんな所に観光客が来るのだろうか?
マイナスイオンを浴びた事だし会津の桜を見に行こう、桜、さくら、サクラと言えば桜肉、会津は熊本、長野と並んで馬肉で有名な所だ、会津坂下(あいづばんげ)の坂下(ばんげ)ドライブインで馬刺しを土産に買い会津若松城へと車を進める。
桜の見頃ではあるが平日とあって道路は比較的空いている、馬刺しを肴(さかな)にお酒を飲む都合があるのでお城の駐車場へ車を止め、歩いて市役所近くにある桜鍋吉し多(よしだ)(0242-28-5533)へと向かう。
中学生が歩いていたので場所を尋ねたが修学旅行中との事、幕末の会津の歴史を学んでいるのかな?
満開の桜並木が綺麗だ、ちょうどいい時期に来られた事の巡り会わせに感謝しなくては!
少し道に迷ったが店には15分程で着く事が出来た、お昼時とあって先客が数名いるがカウンターに座り生ビールを注文。
会津名物の‘棒タラ’と‘こづゆ’をつまみに主人の話を聞く。
海に遠い会津では昔魚が口に入らずタラをカチカチに乾燥させて料理前に水で戻して煮物にしたそうである、こづゆは人をもてなす時に料理され沢山の山海の具を薄めの味付けで煮たものだ。
棒タラは少しならいいが多くはいらないな、こづゆは美味しいが具沢山なので何杯も食べたらそれだけでお腹の皮が張ってきてしまうな。
頭の上を見ると何枚もの色紙が飾られていて、有名な芸能人やテレビ局が訪れているのが分かる。
前座はこの位にしてメインのつまみを注文しなくてはお腹がふくれてしまう、焼酎の水割りにヒレ、モモ、レバーの刺身を注文。レバーは荒塩に油をたらしたタレで食べるのだがこれがレバーの食感を和らげてくれて食べやすい、他はニンニクの効いた特製味噌ダレで頂くがこれもまた美味い!
全部食べ終わった時にはお腹は満腹状態で満足のいく昼食だった。主人に聞いた話では今は会津では馬を飼育していないそうだ、馬刺し用の馬は走れなくなった競走馬が使用されているとの事。全部が全部そうではないだろうけど!
さて帰りの時間も迫ってきたので酔いをさましながら若松城の桜を写真に収めて帰る事にしよう。
さすがは桜の名所大勢の人が集まっている、内部は何回も見ているので城をバックに桜を撮影するがなかなか良いポイントが見つからない、目で見える範囲は綺麗なのだがカメラに収めると感じが違ってしま
う。
素人だからこの位で我慢してあきらめよう。
ひと回りした所で帰りを急ごう、時間が早いのか人が大勢いた割に道路は空いている。
14時10分に会津若松インターに入り東北自動車道も順調に流れたが浦和インターを過ぎてから流れが悪くなってきた、ここはいつもの事だからのんびりと走ろう。
19時に市原インターに到着、買ってきた馬刺しで疲れを癒すために一杯飲もう!
2007年4月17日(火)~18日(水)


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